実行しているバッチファイル自体のパスはこのよう表します。ちなみに%1や%2は起動時の引数を表します。
%0
"%"と"0"の間に文字を挟むことでパスの一部分のみを取り出せます。
コード | 結果 |
---|---|
%D0 | ドライブ (例:C:) |
%P0 | パス (例:\temp\) |
%N0 | 名前 (例:sample) |
%X0 | 拡張子 (例:.cmd) |
パスに空白が入っている場合は""で括られるので、意図しない動作をしてしまう場合は間に"~"(チルダ)を入れます。またこれらを組み合わせることも出来ます。
コード | 結果 |
---|---|
%0 | "C:\Documents and Settings\sample.cmd" |
%DP0 | DP0(~が無いので展開されない) |
%~DP0 | C:\Documents and Settings\ |
%~DPN0 | C:\Documents and Settings\sample |
%~NX0 | sample.cmd |
バッチファイルと同じ場所に拡張子を変えたログファイルを作りたいとき等に利用します。
echo ログメッセージ>"%~DPN0.log"