グループポリシーで共有プリンタを配布する手順です。グループポリシーから配布することで各端末にインストールして回らなくてもプリンタの設定をすることが出来ます。ただしプリンタサーバーがダメになったら全社で印刷ができなくなるので、要件に応じて個別インストールも検討する必要があります。
プリンタのインストールをバッチファイルのダブルクリックだけで終えることも出来るので本当は各社員がそれぞれ任意のプリンタをインストールする方法がお勧めですが、自社の社員の場合は「ファイルサーバーの○○に置いたのでそれを実行してくれ」のような指示をしても、どこそれ?となってしまうくらいITリテラシが低いので配布という方法を取っています。
共有プリンタ設定の確認
共有プリンタをどこかのサーバーにインストールしてください。その共有プリンタのプロパティを開いて「ディレクトリに表示する」にチェックを入れておいてください。
グループポリシーの設定
適当なグループポリシーを開き、以下画像を参考にプリンターを右クリックし、新規作成→共有プリンタ―を選びます。
共有パスに配布したいプリンタを選択します。先ほどの「ディレクトリに表示する」にチェックを入れていないと選択肢に出てきません。
共有プリンタの配布対象を指定する
共通タブの「項目レベルで対象化する」にチェックを入れて「対象化」ボタンをクリックします。
「新しい項目」から指定したい条件を入力すると、条件に合致した端末のみにプリンタが配布されます。IPアドレスの範囲やセキュリティグループなどが使えます。
他にもいろいろ設定項目はありますが大体の流れは以上になります。