WindowsでAWS CLIをセットアップする手順です。
AWS CLIをインストールする
以下アドレスからインストーラをダウンロードし実行します。Nextボタンの連打で終わります。
インストール出来ているか確認する
コマンドプロンプトで以下コマンドを実行し、インストールされていることを確認します。
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C:\>aws --version aws-cli/2.2.18 Python/3.8.8 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off |
アクセスキーを設定する
aws configureコマンドでアクセスキーを設定します。Default region nameは東京リージョンの場合はap-northeast-1、大阪リージョンの場合はap-northeast-3です。Default output formatは指定しなければjson形式になります。
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C:\>aws configure AWS Access Key ID[None]: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX AWS Secret Access Key[None]: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX Default region name[None]: ap-northeast-1 Default output format[None]: json |
プロキシの設定をする
AWSのコマンドを何か実行しようとすると次のようなエラーが出る場合があります。
Could not connect to the endpoint URL: "https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/"
原因は色々ありうると思いますが、プロキシサーバーの設定がされていない場合もこのエラーが発生します。プロキシサーバーを経由する場合は環境変数を設定する必要があります。コマンドプロンプトで以下を実行します。実行したコマンドプロンプトを開きなおす必要があるので注意してください。
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C:\> setx HTTP_PROXY http://192.168.1.254:8080 C:\> setx HTTPS_PROXY https://192.168.1.254:8080 |
設定内容は以下のフォルダに保存されています。
%USERPROFILE%\.aws
中を覗くとconfigというファイルとcredentialsというファイルが保存されています。aws configureコマンドで設定した内容がそれぞれのファイルに記載されています。