Cドライブの空き容量が減っていく問題の原因

Cドライブの空き容量が何故か減っていく問題が発生したので、その原因と解決方法の紹介です。

空き容量が減る原因は様々なものがあります。今回紹介するのはその内の一つで、あなたの症状の原因とは異なるかもしれません。あくまで可能性の一つとしてお考え下さい。

症状

Cドライブに大してファイルを置いていないのに、何故か容量が足りないという症状が発生しました。

次の画像を見てみるとCドライブの容量は116GBありますが、空き領域は402MBしかありません。つまりCドライブには100GB以上のデータが保管されていることになっています。

しかしCドライブ直下の全てのファイル容量を見てみても53GB程度しかありません。50GB以上の差が発生していることになります。

原因

今回の原因はシステムの復元ポイント作成に多くの容量が使われている事が原因でした。次の画像の様に何故か最大使用量が100%になっていて、復元ポイント作成のために40GBほどが使用されていました。

復元ポイント用のデータが使用している領域は普通のファイルとしては現れないようです。

修正方法

最大使用量を減らせば解決するはずなので減らすことにします。念の為、その手順を紹介します。

まず、「ファイル名を指定して実行」から次のコマンドを実行します。

システムのプロパティ画面が開くので「構成」ボタンをクリックします。

最大使用量を適切なラインまで減らしOKボタンをクリックで減ります。

確認

あらためてCドライブのプロパティを確認すると空き容量が33GBまで増えていました。

最後に

何故システムの復元ポイントの最大使用量が100%になってしまっていたのかは分かりませんでした。通常は数パーセントしか使用しない設定になっているはずです。

本症状が最初に発生した時、無駄なファイルを消して対処したのですが、再発したのでちゃんと調べたところ今回の原因に行きつきました。復元ポイント用のデータは見えない領域を使用しているようなので気づくのは少々手間でした。本記事が誰かのお役に立てましたら幸いです。

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