Laravelのプロジェクト作成

WindowsでLaravelのプロジェクトを作成する手順です。Composerがインストール済みであることが前提です。

Composerのインストール

作業用フォルダ作成

どこか適当に作業用のフォルダを作成します。ここではC:¥Laravelとしておきます。

プロジェクト作成コマンド実行

コマンドプロンプトを開いてカレントフォルダを作業用フォルダにし、以下コマンドを実行します。時々「Laravel new SampleProject」のようなコマンドを使った方法も紹介されています。常に最新版だけを使うのならいいのですが、少し古いバージョン6.0のLTS版を使いたいと言った時に対応できないのでこちらをお勧めします。

composer create-project laravel/laravel=8.* SampleProject

また、よく「--prefer-dist」というオプションを付けることを推奨されていますが、私の調べた感じでは多分不要です。

Laravelのプロジェクト作成コマンドの意味

エラー発生

実行すると私の環境ではこんなエラーが出てしまいました。

エラーメッセージ内に「require ext-fileinfo」とあるのでPHPのこの拡張モジュールが必要なのでしょう。php.iniファイルを開いて「;extension=fileinfo」とコメントアウトされている箇所を「 extension=fileinfo 」とし再度プロジェクト作成コマンドを実行します。

Laravel8.xを使う場合、PHPにこれだけの要件が求められるので必要に応じて用意します。

  • PHP7.3以上
  • BCMath PHP 拡張
  • Ctype PHP 拡張
  • Fileinfo PHP 拡張
  • JSON PHP 拡張
  • Mbstring PHP 拡張
  • OpenSSL PHP 拡張
  • PDO PHP 拡張
  • Tokenizer PHP 拡張
  • XML PHP 拡張

またエラー発生

今度は「Project directory is not empty.」と怒られてしまいました。

C:¥Laravel¥SampleProjectフォルダに先ほど実行した時のデータが残っているので、フォルダごと削除して再度実行します。

成功

「Application key set successfully.」と表示され、ついにプロジェクト作成が完了しました。

確認

C:\Laravelからプロジェクトフォルダ(C:\Laravel\SampleProject)に移動し以下コマンドを実行します。artisanとはLaravel用のコマンドでコマンドラインから様々な操作をLaravelに指示することが出来ます。今回はPHPの内蔵WebサーバーでLaravelを実行させています。

php artisan serve

これでLaravelのサーバーが起動するので、ブラウザでhttp://localhost:8000へアクセスして起動確認します。

以下の様な画面が表示されればLaravelのプロジェクト作成が完了しています。

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