SQL Serverに接続する手順です。接続用の設定をするだけで、DBの読み込みまではここでは省略します。環境は以下になります。
- Windows 10
- Talend Open Studio for Data Integration 7.3.1
- Microsoft SQL Server 2016
DB接続定義のメタデータ作成
DBの接続情報は毎回実施しても良いのですが、何度も実施するのは手間なのでメタデータとして保存しておくと、あとから再利用できるので便利です。以下はメタデータとして保存する手順になります。
メタデータ配下のDB接続定義を右クリックし、接続定義をクリックします。
名前、目的、説明を適当に入力しNextをクリックします。
DBの接続設定を入力し、テスト接続をクリックします。
最初はJDBC Driverが入ってないので以下のような画面が表示されます。
アクション列にある少し見切れてるアイコンをクリックすると、ファイル選択画面が表示されるのでJDBC Driverのファイルを選択します。ファイルはこちらからバージョン7.4.1をダウンロードし、中にある 「mssql-jdbc-7.4.1.jre11.jar」を指定します。
補足
JDBCのバージョンは適当に現在の最新版の9.2を入れたら駄目でした。ヘルプのこの辺りにサポートするバージョンを書いておいて欲しいけど書いて無いです。
仕方ないのでTOSではないですが以下ページには「mssql-jdbc-7.4.1.jre11.jar」がサポートされていることになっているので参考にしたら動きました。
https://help.talend.com/r/ja-JP/7.3/installation-guide-big-data-windows/compatible-databases
もし違うバージョンを入れてしまったらTalendを閉じてから、以下の場所にあるmssql-jdbcフォルダを削除するともう一度ファイル選択画面が出てきて再試行できますが、それでもうまくいかなかったのでTalendを再インストールしたらうまく動きました。
(Talendのフォルダ)\configuration\.m2\repository\org\talend\libraries